この記事は、タコ釣りで沢山釣るにはどうしたらいいのかという秘訣を書いています。
この記事を書いている私は、タコ釣り未経験者でした。
初めてのタコ釣りで1日で55杯釣ることができました。
私自身この結果にびっくりしています。
タコ釣りはタイラバやかご釣りなどと違って独特のコツがあることに気付きました。
タコ釣りの初心者だからこそ気づけたと思います。
そのコツを理解できれば、タコ釣りで数が釣れる確率が上がると思います。
皆さんとタコ釣りで数を釣るための知識を共有できれば幸いです。
タコ釣りをやってみよう
タコはスーパーで価格が高い
国産のタコって価格が高いです。
海外のタコで有名なのがモロッコ産やメキシコ産です。
モロッコ産 100g = 298円
国産 100g = 398円
100円も違います。
理由をインターネットで調べると漁獲量が国内より海外のほうが断然多いのと、国内のタコ味のおいしいと言われていることが、この値段差ということが書いてありました。
確かに国産のタコは、甘みがあって歯応えも良いです。
私がもし大量に国産のタコを釣ることができたら、1年間のたこ焼きのタコ代が浮くのではないかと考えたのが、タコ釣りをしようと思ったきっかけです。
タコ釣りは、なかなかたくさんの数を釣ることができない。と言われています。
乗合船の釣果をみると、タコは一人1杯〜30杯ぐらいの釣果をみることができます。
たまに70杯釣ったという記事を見たことがありますが、それはよほど上手な人なのだろうなと思っています。
サイズも小さいタコから大きいタコいろいろです。
しかし、初心者でもタコをたくさん釣ることが出来ます。
タコの乗合船に初めて乗りました。竿も仕掛けも全くもっていなかったのですべてレンタルしました。
私は、初めてのタコ釣りで55杯釣りました。
はじめに結果から伝えます。55杯釣ったんです。釣った重さは合計20キロです。
多いサイズで1杯 1キロありました。平均は600g〜400gぐらいでした。
タコ釣りの乗合船を予約しよう
Googleで「明石 タコ釣り 乗合船」で検索します。
沢山の乗合船が出てきます。
電話予約する時に大切なことは「予約したい」ということを先に伝えることです。
船長さんの携帯電話に連絡する場合は、相手も誰からの電話かわからないからです。
予約をしたいことを先に伝えることで船長さんはあなたをお客さんと認識できます。
- ○月○日にタコ釣りの予約をしたいと伝える。
- 人数を伝える。
- 竿とリールのレンタルしたい旨を伝える
- 仕掛けも用意してほしいことを伝える
- 集合時間と集合場所の確認をとる。
集合時間の30分前には到着するようにしよう
初めての場所の乗合船の場合は、時間に余裕を持って行動しましょう。
受付の手順であったり、レンタルや仕掛けの購入に時間がかかります。
他のお客さんもいるのでなるべく早く行って手続きをすませたほうが安心出来ます。
タコ釣りの道具
タコ釣りに必要な道具です。
- 2mぐらいの竿
- ベイトリール
- PEライン3号(ベイトリール に巻きます)
- リーダー フロロカーボン10号(PEラインと結びつけます)
- スイベル 一袋
- おもり50号 5個(予備4個含みます)
- タコエギ 2個(黄緑と緑色)と予備に4個ぐらい。
- 洗濯ネット(60cm X 60cm ) 1枚 又は 2枚。
- クーラーボックス
- 氷(現地で買おう)
- 手拭きタオル(タコを触った後に手を拭く)
レンタルした竿とリールが高級モデルだった
竿とリールにはさまざまな種類の商品があります。
良し悪しの基準の一つは、重量と竿の感度です。
この2点で釣果が別れます。
竿に求めるのは、軽さと感度です。タコの動きに竿が敏感に反応してれるものが必要です。
リールに求めるは、軽さと巻き上げ力と剛性感です。
今回レンタルした竿とリールです。
蛸墨族エギ蛸ライト190 [ VTR-190 ]
蛸墨族エギ蛸ライト190 [VTR-190] ライムグリーン ハリミツ 大型便 タコ釣り 蛸
24,000円ぐらいする竿です。
このような竿もあります。コストパフォーマンスがいいですね。
グラップラー300HG SHIMANO
【シマノ】 17 グラップラー 300HG(右)
26,000円ぐらいします。
プロが選ぶエギの色には、間違いはない。
仕掛けのエギも船頭さんに選んでもらいました。
ハリミツ 蛸墨族 35g イエロータイガー VE-66
エギのカラーはたくさんあります。
どのカラーがその海でつれるかどうかは、船長に聞くのが一番です。
リーダーとスイベルの結び方法はダブルクリンチノット。
タコ釣りではとにかくほどけない硬い方法が必要となります。
ダブルクリンチノットはしっかりしています。おすすめです。
私が購入したスイベルはこれです。
しっかりしていました。
タコを55杯を釣り上げたので間違い無いです。
タコ釣りは5時半に出船でした。
期待でいっぱいの出船です。
開始30分ぐらいで、横にいる人がタコを釣りました。
タコがエギの上に乗るのがわかるコツ。
テレビの釣り番組で、タコ釣りの方法として「竿先をちょんちょん」としているのをみます。
おもりを海底から離さない程度に「竿先をちょんちょん」とする。
ちょんちょんしても、このやり方であっているのかどうかわからなかった。。。
そうこうしていると、横の人がまたタコを釣り上げています。
ちょんちょんをゆっくりにしてみる。
この方法をどのように言葉にして皆さんに伝えたらいいのか考えた結果、
わかりやすいリズム音を見つけることができました。
メトロノームの50BPMの速度とよく似ています。
これぐらいのリズムで「ちょんちょん」してみてください。
ほんとにゆっくりのリズムです。
すると、エギの上にタコが触れているのがよくわかります。
慌てて引き上げてはいけません。
今はこのような状態です。
タコはエギのハリには触れません。まずエギの胴体に触れます。
この状態で引き上げてもタコがうまくエギの尻尾のハリにかかりません。
もう少し待つのです。「ちょんちょん」は継続します。
だいたい5秒から10秒ぐらいで完全にタコがエギを抱えます。
そこで、おもいっきり竿を上にしゃくりあげます。
そこからはひたすら巻き続けます。
注意)途中巻くのをやめてしまったりすると警戒しているタコは、海底の岩に張り付いて取れなくなります。
タコが全身を広げて海水を掴んで抵抗しているのでかなり重たさを感じます。
タコを海上へ釣り上げたら、すぐに足元の箱にいれましょう。
タコとエギを素早く離さないと700gぐらいのタコの場合、エギのハリを力で もぎ取っちゃうよ💦
タコ釣り船には、箱を用意してくれています。そこに海水を入れます。
洗濯ネットの中にタコをいれてチャックしておくとタコは逃げません。
洗濯ネットからタコを出していると確実にタコはカゴから出ていきます。
たくさんタコを釣り上げると投入前にスイベルを目視しよう
何回もタコを釣り上げると錘をつけているスイベルが開いてしまう場合があります。
気づかずにそのまま海へ投入してしまうと錘をロスしてしまいます。
私は錘を2個なくしてしまいました。
海に仕掛けを投入前に、必ず錘をかけているスイベルが閉じているか確認しよう。
洗濯ネットがタコで一杯になる前に、クーラーボックスへ移そう
タコが沢山釣れるとネットに一杯になってきます。ネットの底にいるタコは死んでしまいます。そうなるまえに、クーラーボックスへ移し氷締めします。
氷締めの仕方は、クーラーボックスの中に氷と海水を入れます。
注意)海水は300mlぐらいのほんの少しでいいです。
氷が溶けて水嵩が上がります。海水を入れすぎると重たくなるだけです。
自宅に戻ったら、ジップロックにタコを小分けにして冷凍しよう
1回で食べれる量にそれぞれ分けてジップロックへ入れて冷凍しよう。
大体500gから700gごとに分けるのが使いやすいと思います。
大きいタコは、そのまま1尾で冷凍してください。斬ってはいけません。
食べる時に解凍をし、塩もみをして茹でます。
タコの茹で方のわかりやすい動画です。
タコの刺身用のわかりやすい動画です。
まとめ タコはやっぱり美味しい。
タコ釣りはお土産としてもすごく喜ばれます。
船頭さんはタコがいるところに連れて行ってくれています。
エギにタコがのった微妙な感触を取りこぼすことなくキャッチできる人が釣果の差となって現れてきていると思います。
全員のエギにおそらくタコは触れています。
タコがエギに触れてからエギに完全に乗るまでをしっかりと把握できるかどうかも釣果のポイントになります。
- 「ちょんちょん」はメトロノームのテンポの50BPMのようにする。
- タコエギに重みを感じても慌てない。5秒から10秒待つ。
- 一気に引き上げる
- エギとタコをできるだけ早く離すようにする。
タコはほんとにおいしいよ。
ボイルしたタコをそのまま刺身醤油で食べるのはもちろん美味しいです。
タコの唐揚げ、天ぷら、たこめし。
どれもとても美味しいです。
さぁタコ釣りに出かけよう♪
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