テニス ガットの張替え時期とオススメのガットベスト3

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ガットはいつ変えるべき?

テニスのガット(ストリング)を変える時期はいつが最適なのかを、実体験に基づき検証してみました。

この記事を読むとガットを張り替える時期がいつなのかが簡潔に分かります。

難しいことは書いていません。

記事の最後に私が実際に使用したガットの中からオススメの3選をご紹介します。

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打感が変わったら変えるべき。

新しいガットで打った時の感触っていうのが、そのガット本来の性能です。

そこからテニスボールを打つごとにガットにダメージを与え続けます。

スピンをかけるとガットでボールを擦っているのでガットの縦糸と横糸の間に摩擦が生じます。

フラットを打つと縦糸と横糸の接点に圧力がかかり横糸が削れていきます。

削れていくと、溝ができます。

ボールがガットに当たった際に動くべき範囲がその溝によって動かなくなるのは、想像できると思います。

そういった積み重ねでガットが劣化していきます。

打感が変わっていきます。打った時の音も当然変わってきます。

つまり、ガットが硬くなります。その時が替え時です。

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週一回・90分のレッスンでも3ヶ月に1回は変えるべき。

よく使用されているナイロンガットやポリエステルガットは

合成素材(樹脂)でできています。

樹脂の種類によって特徴が別れています。

ナイロンポリエステル
1.他に使用されている主な商品ストッキングの糸、釣り糸ペットボトル
2.弾力性高い低い
3.インパクトの衝撃小さい大きい
4.水の吸収するほとんどしない
5.硬さやわらかいかたい
6.重さかるい重い(ナイロンより約2g)
7.緩みやすさ遅い早い

上記の表は、ナイロンとポリエステルの2つを比べた場合の性能です。

ナイロンガット・ポリエステルガットには、それぞれ0.5mmほどのコーティングがされています。

そのコーティングによってガットの細かい性能は変わります。

この表はあくまで素材に対してどうなのかを書いています。

ナイロンは、ストッキングの糸などにも使われているので伸縮性がある素材というは想像できます。

ポリエステルはペットボトルに使用されているので水を吸収しにくく伸縮性がないことは想像できます。

ナイロンの伸縮性があるということは、ボールがガットに当たったときにトランポリンのようにガットがボールを吸収してくれます。そしてはじき返します。よく飛びます。腕に負担がかかりません。

一方ポリエステルは、伸縮性がない分 ボールがガットに当たったときにボールがガットの硬さにまけて一瞬グニャって潰れます。なので、ボールをキャッチしている感覚(ホールド感)が生まれます。(スピンをしっかりかけれる)腕に負担がかかりやすい。

ガットの劣化チェック。

これら素材は、一定のテンションをかけられたままでずっと貼られています。

テンション(引っ張り強度)を数字で表したものが、ポンドです。

ガットの張替え依頼のときに〇〇ポンドでお願いします。っていいますよね。

テンションとは別に面圧があります。

面圧とはラケットのガットに対してどれぐらいの力で凹むかという強さです。

ガットを張り替えたばかりの面圧から、どれぐらいの使用頻度と時間で完全に面圧が下がりきるのかというと、

ナイロン  2ヶ月

ポリエステル 1ヶ月

共に週二回の90分のレッスンで使用する頻度です。(個人差はあります。)

少なくとも2ヶ月使用するとガットの性能は下がりきっていることが分かります。

打感も硬くなります。

ガットは伸び続けることはありません。ある一定まで伸びきるとそこで止まってしまいます。

3ヶ月経過するとガットの性能は、ほぼ落ちきっていると思っても問題ないと思います。

最高のパフォーマンスを求めない人は別に張り替えなくてもいいと思う。

ガットを購入し、張替えをお願いすると3,000円から4,000円ぐらいはかかります。

3ヶ月に1回とすると年間4回。16,000円必要になります。

これを高いか安いかは人それぞれです。

健康のためにテニスをしている。

特に上手くなろうと思っていない。

楽しくできたらいい。

このように考えている方は、ガットが切れるまで使用されてもいいと思います。

一方で、

少しでもいい球を打ちたい。

試合に勝ちたい。

もっと上手くなりたい。

こう考えている人は、打感が変わったときにすぐに張替えをお勧めします。

テニスボールで例えると、3ヶ月すぎたガットは空気がほとんどぬけたボールで練習するようなものと似ています。

お勧めのガットベスト3

第3位 バボラ Xcel (エクセル)

Bitly

ナイロンガットです。

しっかりと打てます。打感がすっきりして気持ちよく打てます。

フォームに対して素直に反応してくれます。

オールラウンドプレイヤー向けのガットです。

第2位 ゴーセン Spin(スピン)

Bitly

ナイロンガットです。

縦糸がねじれていて、横糸がストレートです。

これは、すごくスピンがかかります。

ドライブを打つと面白いぐらいボールが落ちてくれます。

スライスサーブもよく曲がります。

ナイロンでスピンガットを選ぶのであれば、ゴーセン Spin 1択です。

コストパフォーマンスもいいですよ。

第1位 テクニファイバー ブラックコード

Bitly

ポリエステルガットです。

名前もかっこいいですよね。ブラックコード。

打感がしっかりとしています。ボールをホールドしている感じがとてもわかり、

ポリエステルは硬いというイメージをいい意味で裏切ってくれる製品です。

しっかりとスピンがかかります。

今まで、ナイロンガットを使用していた方がポリエステルを使用する第1回目の製品としても

オススメです。

まとめ 

ガットを張り替える時期に「遅い・早い」はありません。

打っていて、打感が悪くなったと感じたらそれはもう変える時期です。

張り替えたばかりのガットはとても気持ちいいです。

気持ちいいテニスができます。

新しいガットに新しいボールで練習することによって、気持ちが前向きになります。

それも上達への近道だと思います。

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