船の上でトラブルに会った時どうする?

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こんにちは。早速ですが、私は船舶免許1級を取得しています。船舶免許の取得の経緯についてはまた改めてブログに書こうと思っています。

先日レンタルボートで師匠と二人で釣りに出かけました。レンタルボートをする回数は6回目なのですがまだまだ初心者です。周囲を確認しながら運転し、同乗者の安全を第一に考えています。

が・・・、その日は今までの釣行とは打って変わって風が強かったんです。天気予報で風速4mと出ていたので多少の風はあると予想はしていましたが、完全にナメていました。

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レンタルボートを使用する時、風速4mの場合は極力中止しよう。

天気予報が風速4mでも沖へでたら以外に風がない場合もあります。(注: 船を出すか出さないかはレンタルボート屋さんとよく相談して決めてください。)

船を港から出して防波堤をでた瞬間から大きな波がありました。船がとても揺れるんです。

その時の私の気持ちは、「今日は結構揺れるな。これぐらいの揺れは大丈夫だろう。むしろこのぐらいの波をクリアしないと船で釣りなんかできないよ。(前向きな考え方)」でした。

そこから10分ほどして運転するも白波がそばで立つぐらいの状況は変わりませんでした。

目指していたポイントに着くと師匠は早速用意を始めますが、私の状況はまさかの船酔いをしかけていました。ドライバーが船酔いするなんて思ってもいませんでした。10年以上前に日本海の釣り船にのせてもらったときはカーテンのような大きい波が常に続いたときに船酔いをして以来でした。

吐いてはまずいと思い気分を立て直すためにしばらく師匠の用意する姿と遠くの海を見つめていました。

そうこうしているうちに師匠が第1投を船尾から投入し仕掛けを流します。釣りの1投目というのは期待も込めて気分は上々なのですがなんせ船は揺れます。その日は小潮だったのですが、風の影響もあって船がすぐに流されます。

流されてはポイントを元に戻しを繰り返していました。

1時間ほどして、私も気分を取り戻しジギングをしようと準備をし船首側で投げては巻いて投げては巻いてを繰り返していました。

風が強いのでジグがよく飛びます。船の上なのであんまり飛ばすことは意味はないんですが、あまりにも風が強いので興味本位で風下に向かって投げたりしてました。

トラブルその1 帽子がふっとんだ

「風が強いので帽子が飛ばされないように気をつけてくださいね。」って私が師匠に言った直後、私と帽子の間に風を感じたと思った矢先、帽子が吹っ飛びました。手で頭を抑えたときにはすでに帽子は私の頭にありません。船の周りをみました。帽子はありません。脳裏には「うわー。まじかぁ」と。竿をロッドホルダーに置いて、船の周りを探すと沈みかけの私の帽子がありました。タモですくえる距離でもなかったのです。すぐに船にエンジンをかけて取りに行きたかったのですが、仕掛けの回収時間もあり、船が風で流される影響もありあっという間にその場所から離れてしました。。。。

私は半分以上諦めていましたが、師匠が「探しにいこう」と言ってくれたので、なんとなくそのポイントに戻ると波と波の間から私の帽子が浮いていました!!奇跡です。

最後に帽子を見たときは沈みかけていたので、とっくに沈んでいるものとばかり思っていましたが、その後その帽子は浮いていたんです。すぐさま私はタモを持って船を運転しながら帽子をキャッチすることに成功しました。

帽子は、必ず風で飛ぶのを防ぐために紐で帽子とシャツを結びつけていようと心に誓いました。

トラブルその2 仕掛けがスクリューにからまった!

その後も風は収ることなく少し修行のような状況で釣りは続きます。私は帽子が飛んだこともあってより慎重に釣りをしていました。すると、師匠が「からまった」と一言。私は師匠の竿先から海面に向かって目をむけると、スクリューあたりで仕掛けがウヨウヨしてたんです。。。

ここで皆さん、想像してください。

沖で、スクリューに仕掛けがからまるんです。その状況でエンジンをかけた場合、ひどくからまり最悪の場合スクリューを傷つけたりする場合があると想像できます。

でも、そんな最悪の状況でも私自身も以外だったのですが、二人とも冷静だったんです。

たまたまですが、今までは釣りをしているときはエンジンをつけっぱなしだったのですが、省エネのために今回から釣りポイントに着くとすぐにエンジンを切るようにしていたんです。

ですので、からまった段階ではスクリューは回っていないのでこれをなんとか取ればいけると思えました。エンジンはかかっていないので、すぐにエンジンをチルトアップ(船外機を一杯に引き上げた状態)し、絡まり状況を確認しました。スクリューに手が届くかどうか心配でしたが、なんとか届きました。(手がスクリューに届いたことで、誰かは分かりませんがそういう設計してくれた人に心から感謝しました。)無事に仕掛けを問題なく外すことができました。

この時も船はずっと揺れ続けていました。人間って集中力が船酔いに勝ることができるということを実感しました。

頭を切り替えて辞めるという選択が大事

その後も少し釣りを続けたのですが、結局風が収らなかったので師匠が「こんな日は早めにストップしよう」と言われたので、釣りは終了となりました。

いつもよりも1時間半も早くやめたのですが、漁港につくと北側の向こうの空が真っ暗でした。その1時間後雨が降ってきたので、早く切り上げたことが功をそうして無事に終えることができました。

トラブルはありましたが、すべて無事にクリアできたことでとてもよかったと思っています。(私の考え方は基本は前向き)

まとめ

  • 天気予報で風速4m以上の場合は、船を出すのを延期することも検討しよう。
  • 帽子が海に落ちても、諦めず落ち着いてゆっくり探せば見つかることもあるよ。
  • 釣りをしているときは、基本はエンジンを切っていたほうが省エネにもなるし、万が一仕掛けがエンジンに絡まっても取りやすくなるよ。
  • 全体的に調子が悪いときは、時には早めに切り上げて帰港することも大事だよ。

またね(^^)/

釣り
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