テニス ダウンザラインを簡単に決める2つのポイント

テニス
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この記事は、テニスのゲーム時フォワーハンドのダウンザラインを有効的に使いたいが、いざ打ってみるとオーバーやネットになってしまう場合が多いことに対して、どうしたらうまく打つことできるかということを書いています。

テニスのダウンザラインを決めるためには、「ダウンザライン用のラケットのスイングの軌道を知ること」でショットが入る確率をあげることが可能です。

私はテニスがとても上手なコーチに何度もスイングの軌道を教えてもらい、習得することができたので忘備録としてもこの記事を書いています。

テニス ダウンザライン

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クロス方向のラリー戦は、消耗戦になりやすい。

テニス ダブルス・シングルスでのラリー時、自らのミスを防ぐためにネットの一番低い場所(ミドル)を狙いがちになります。対戦相手も同じように打ってきた場合、お互い決め手の欠いたラリー戦となります。ミスしたくない、ミスできない、そんなラリーは体力の消耗戦となります。

もちろん楽しくはありません。

クロスボールがきた場合は「ダウンザライン」を打ってこちらから仕掛けるべきだ。

プロテニスの試合の中継で、解説者が「ここでダウンザラインを打った!!決まったー」というセリフが聞こえてきます。

そうです。ダウンザラインは決め球なんです。

ダウンザラインを打って入るものならとっくに打ってるよっと皆さんからツッコまれてしまいそうですが、それほど入る確率が高くないので難しいショットと言われています。

ただ、ダウンザラインを決めたらかなりカッコイイです。

そもそもダウンザラインの意味って何?

ダウンザライン=ストレート方向に打つ では、ありません。

テニスのダウンザラインは、「クロス方向から飛んできたボールを真っ直ぐ相手のサイドライン方向へ打つこと」です。

ただ真っ直ぐストレート方向に打つのがダウンザラインではありません。

なぜ難しいと言われているの?

難しい理由は、クロスで相手とラリーをしている状況から、ストレート方向へ急に打ち変える必要があります。

①打つ距離が短くなる。

②ネットの高さが中央よりサイドの方が高くなっている。

この2点が起因していると思います。

クロス方向とストレート方向。クロス方向のほうがストレート方向より約1.1倍ぐらい距離が長いです。

テニスコートの縦の長さは23.77m 横は10.97m

直角三角形の斜辺を求める計算の仕方で答えを導き出すと、

テニスコートの場合、クロス(斜辺)の長さは26.18mです。

∴ 1.10倍となります。

クロス方向へ打つ時と同じ力と同じ打感でボールを打つと当然ストレートへ打ちかえた時、アウトになります。

またネットの高さも高くなるので、ボールがネットにかかる確率も上がります。

ダウンザラインはスイングのコツさえ掴んだら、簡単です。

ダウンザラインショットをミスする主な要因は、飛距離と高さが原因です。

それをスイングで修正します。

  • スタンスは、スクエアスタンスです。

1.ラケットを引きます。

2.ラケットヘッドを下げます。自然と右斜め下にラケットのポジションが決まります。

3.左肩の上の方へ左斜め上にスイングするときに、出来るだけ遠い位置(体とラケットを離す)の軌道を通ります。

(言い換えると遠心力をつかってスイングするようなイメージです。)

4.最後のフィニッシュは左肩の上のほうへ振り上げます。

5.右肘がオデコの前にきているかどうか確認します。

なぜそうすることで、ダウンザラインショットが入るようになるのか?

ラケットのヘッドを下げることで、自ずとボールの高さよりラケットの高さが下になります。

それはボールがネットに掛らなくなることを意味しています。

ボールがネットにかかる時は、ボールとラケットの高さの位置がほぼ同じであったり、ラケットのほうがボールの位置より少し高くなっていることが原因です。

ボールの高さよりラケットが下からでることによって容易にネットを超えることができます。

次に、スイングの軌道を出来るだけ体から離すことによって、

肘に負担をかけることなくスピンを自然とかけることができるようになります。

スイングの軌道は、下から上に向かって斜めに上がっていきます。遠くをスイングすることで容易に回転が加わります。

ここで気をつけてほしいのは、ボールをコスろうと思っては失敗します。(短いボールになります)

自然とスイングすることが大切です。

ボールを打った後のフォロースルーは、右肘がおでこの前来るところまで振り上げることでさらにボールに回転が加わるような軌道になります。

実際に打ってみました。

この方法で打ってみると、距離と高さを自然と調節してくれるのがわかります。

綺麗にストレート方向にボールが飛んで、バックアウトすることなくインします。

楽しくなります。

テニススクールのレッスン生も試していましたが、綺麗に入るようになっていました。

「ダウンザラインってこんなに簡単に入るんだ」とその人は言っていました。

上手くいかない場合は、一度おもいっきり力を抜いて打ってみてください。

本番では、どうしても力が入ってしまいます。

練習はリラックスできている状態です。

本番の試合やゲーム形式などをすると、どうしても力が入ってスイングしてしまいがちなので、気持ちを落ちつかして冷静に振ってみてください。

まとめ

ダウンザラインを打つためのスイングのポイントを書きました。

クロスラリーからダウンザラインを打つって決めることができる様になると、試合の戦略の幅がかなり広がります。

シングルス・ダブルスのどちらでも有効に使用できます。

ダウンザラインは数を打てば打つほど上手くなります。

とにかく数を打って感覚を掴んで試合でかっこよく決めましょう。

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