本記事は、ダブルスのゲーム展開で大きなカギとなる「ポーチ」。
このポーチをするしないで、いかにその後の試合が有利・不利になるか書いています。
この記事を書いている私は、テニスのコーチからポーチの重要性を教えてもらい、拮抗する試合はポーチで決まるということを実践を持って理解しました。
テニスのポーチ
テニスのポーチは、「ここぞという時」にしか出ることはあまりない。
テニスのダブルスのゲームで、前衛がポーチに出るのは「ここぞ」と決めた時だけに出ることが一般的です。
その理由は、
出るからには決めなければいけない。
ストレートを抜かれたら後衛に申し訳ない。
ポーチに行くんだったら、ストレートを抜かれないように守っているほうがマシ。
このような理由が、上げられます。
しかし、私はサーブ側の前衛は9割ポーチに出るべきだと思う
ポーチを「する」「しない」。二つに一つ。つまり1/2だ。
「しない」場合、ボールは味方の後衛へ飛んでいき、後衛はフォローしてくれるだろう。
しかし、味方の後衛の立場に立ってみよう。後衛が打つ時、相手のペアが待ち構えています。必然的に1対2の状況になり不利になります。ミドルに打ち込まれた球だった場合、後衛はバックハンドで対応しなければならない。
この状況を作られると相手の後衛はすかさず前へ詰めてきます。味方の後衛は打つところが無くなります。そして相手にボレーをされて得点を取られてしまう可能性が非常に高くなります。
ポーチを「する」場合、あなたのボレーは相手のコートに入り、相手は体制を崩されます。そして次のボールを拾えたとしても、2対1の状況になり、圧倒的にこちらが有利になります。
ポーチの「ミスをした」場合でも、次の相手のレシーブはあなたがポーチに出てくるというイメージがあるので、中途半端なミドルへはレシーブを返すことはできにくくなります。
ポーチに出れるように練習しよう。
頭ではわかっていても、なかなかその通りに動けないのがテニスです。
ポーチをすることが目的の場合、とにかく抜かれてもいいので全部出て行きましょう。
味方の後衛にも予め全部ポーチに行く旨を伝えたほうがコミュニケーションもよくなりますし、味方がポーチに出るとわかっていたら、サーブのコースもミドルへ打ってくれるでしょう。
全部ミスしたって構いません。
とにかく出ることです。とれなくても後衛がフォローしてくれます。
ポーチに出て取ることの感覚を掴みましょう。どちらにしても1/2の確率ですから。
「習うより慣れろ」の気持ちで行きましょう。
コメント